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相続登記

相続登記について

相続=争族

相続登記は、いつまでにしなければならないといった期間の制限はありません。

しかし、時が経ち、代替わり(例:同順位相続人の死亡など)があると、まとまる話もまとまらなくなってくる・・・放っておいたせいで、場合によっては、顔も見たこともない「親族」から改めて「承認」を貰わなければいけないこともあります。

「相続」が文字どおり「争族」になった事例を司法書士という職業柄たくさん見てきました・・・

どんなに小さくても不動産は不動産。
亡くなった方の思いがこもった立派な財産です。

相続登記をしなければ、その不動産を売ることもできませんし、そこを担保にお金を借りることもできません。できるだけ早く相続登記を済ませておくことをお勧めいたします。


相続登記に必要な書類


遺言(公正証書遺言)がある場合

・遺言(公正証書遺言)正本(遺言書に不動産の記載がない場合は評価証明書)
・被相続人死亡除籍謄本
・不動産を取得する相続人の戸籍謄本、住民票
・被相続人の除票または戸籍の附票


遺言(公正証書遺言)がなく遺産分割協議をなさる場合

・被相続人の出生から死亡までの除籍謄本・改正原戸籍謄本・死亡除籍謄本
・被相続人の除票または戸籍の附票
・相続人全員の戸籍謄本
・相続人全員の印鑑証明書
・不動産を取得する相続人の住民票
・評価証明書または名寄せ(遠方の不動産がある場合、ご相談下さい)


※ 遺産分割協議書を作る場合にご留意頂きたいこと

・預貯金は?
・有価証券(株式・出資金)は?
・債務は?
・今後、現時点で判明していないご遺産(含債務)が判明した場合には?

困ったことなどございましたら、お気軽にご相談ください。

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遠方の方や繋がりにくい場合は、電話:052-622-1114までお願いします。
メールでのご相談は、お問合せフォームからどうぞ!

相続失敗例 その1

氏名は仮名にて実例を掲載許可いただいております。

~あのとき、遺産分割協議書を作っていれば!~

太郎さんは仲良し3人兄弟のご長男、生前お父さんから「××にあるあの土地は、跡取りの太郎にやるから、維持管理をしっかりしてくれ」と言い聞かされて育ちました。次男の次郎さん、三男の三郎さんも、当時、もちろん、そのことを了承していました。

「兄貴は跡取りだからな~。跡取りって、ある意味、大変だな~。俺たちはその意味、気楽だからありがたいよ。兄貴、頼むな~」

県外の大学に旅立つ時、就職して家を出ることになる時など、見送る立場の太郎さんは、二人の弟たちから、よくこう言われたものです。

それからさらに十数年・・・末っ子の三郎さんが大学を出て数年して結婚する頃、お父さんは亡くなりました。太郎さんはもちろん、次郎さん、三郎さんも、その土地を太郎さんが相続することに異存はありませんでした。

でも、名義書き換えをするとなると、結構なお金がかかります。××のその土地は、かなり広くて評価額も高いのです。地方の名士だったお父さんのお葬式を立派にしたこともあり、当時何かと物入りだった太郎さん達兄弟は遺産分割協議書を作らないまま、固定資産税は太郎さんが支払って、相続したその土地は亡くなった父名義にしたままで、14年が経過しました。

その後、「そろそろ、名義変更をしておかねば」と考えて、相続手続きに入った太郎さん、登記のためには遺産分割協議書が必要であると、その時初めて知り、あわてて司法書士に相談したのでした。

ところが、実は、父死亡後の5年後、次男の次郎さんが、突然の交通事故で亡くなっており、次郎さんの相続人、奥さんの綾乃さんと息子の修さんの同意を得なければならないことがわかりました。
綾乃さんとは、次郎さんの死後は綾乃さんの実家近くに引っ越してしまって年賀状のやりとりもないし、修さんも遠方に暮らしていると聞きます。
やっと連絡がとれたとき、今までの事情を説明すると、若くして未亡人となった綾乃さんは、「次郎さんが亡くなったあと、女手一つで本当に苦しかった。亡夫、次郎さんの相続分があるのなら、分割して欲しい」とのこと。

頭を抱える太郎さんに、三郎さんから「2年前に事業で大きな負債を抱えてしまった。やはり、分割して欲しい」と追い討ちをかけるような連絡が。

困ってしまった太郎さん「父からその土地を託されていたことは兄弟3人とも知っていたはずだ」ということ。「14年間、自分一人で固定資産税を全部払い、父の言いつけどおりその土地を管理し続けたこと」を一生懸命説明するのでしたが、やはり、焼け石に水・・・

結局、太郎さんは綾乃さん、修さん、三郎さんに多額の代償金を支払うことになってしまいましたが、残念なことには、その時の話し合いがこじれたことが原因で、仲良し3兄弟は、各々のご家族も巻き込んで、すっかり疎遠になってしまいました。もう集まることもありません。


<<解決法 ~こうすれば防げたはず~>>

確かに、相続登記に期限はありません。
(たまに10ヶ月以内だよね? という方がいらっしゃいますが、
   それは相続税の支払い期限です)

しかし、上記のお話の通り、代替わりすると、まとまる話もまとまらなくなります。

兄弟なら黙って印鑑を押してくれたはず・・・

でも、それぞれ配偶者や子供が相続人として新しく登場すると、そして時間が経過すると、人の気持ちは変わります。

従って、できるだけ早く、相続登記を済ませておくことをお勧め致します。

もし、登記するお金がなかったら、
まずは遺産分割協議書だけでも作っておくのです。
(遺産分割協議書は、亡くなった方のご相続人全員でする必要がありますから、必要な戸籍を集めてご相続人を確定してからでないと、せっかくなさった遺産分割協議が無効になる可能性があります。まずは戸籍の収集から始めましょう。わからないことは私にお尋ねください)

名古屋市緑区大高町のきたがわ事務所では、

  • 一つ前の世代の相続手続きが終了していなかったケース
  • 相続人が代をまたいで10名以上になってしまったケース
  • 戦災によって除籍謄本を消失してしまったケース
  • 特別代理人の選任が必要なケース
  • 亡くなった方の土地を相続&即売却して現金を分割したケース
  • 相続人の全員が遺言どおりに相続したくないケース
  • 亡くなった方に離婚歴があって、異父兄弟、異母兄弟と一緒に相続をするケース
  • 遺言書が複数出てきたケース
  • 相続人の中に行方不明者のいるケース

などなど、その他多くの困難な相続登記を多く経験して参りました。

法律は人間のためのもの、困難な事情があっても上申書で救済できる場合も多くあります。

どうかお気軽にお電話でご相談ください。

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遠方の方や繋がりにくい場合は、電話:052-622-1114までお願いします。
メールでのご相談は、お問合せフォームからどうぞ!

相続失敗例 その2

氏名は仮名にて実例を掲載許可いただいております。

~あのとき、相続人調査をしていれば!~

鈴木修平さんのお父さんは、一昨年の夏、79歳で永眠しました。お母さんは既に亡くなっています。修平さんには、弟と妹が一人ずつ、良平さんと由香さん、それぞれ結婚しています。

お父さんの相続財産は3000万円の定期預金だけ、ご自宅は施設に入る時にお父さんがご自分で処分されたそうです。3人ともたまには施設に顔を出し、悔いのない介護ができました。亡くなった方の銀行の口座の解約など相続手続きは面倒くさそう、そう思った修平さんの提案で、お父さん名義のまま解約して、3人で話し合って1000万円ずつ分配しました。

弟や妹は、各々相続した1000万円を住宅購入資金の一部や車の買い替えに充てました。
修平さんは、自営なので、その1000万円は、事業の運転資金に充てました。

そのまま、何ごともなく、一周忌、三周忌を終えてしばらくした頃、修平さんの家に封書が届きました。差出人の「加藤静香って誰?」心当たりのない名前を訝しがりながら開けてみると、なんと「自分も亡父の相続人なので財産を受け取る権利がある」と書いてあるのです。そういえば、妹の由香さんと差出人の静香さんは、最後の漢字が「香」で同じ。

まさか、あの真面目なお父さんが、よそに子供を作っていたなんて! しかも、名前の「香」の字に見覚えが!

狼狽した修平さん、あわてて司法書士に相談してみると、「相続人調査をなさいましたか?」と聞かれました。早速お父さんの戸籍一式を揃えてみると、なんと、お父さんは、修平さん達のお母さんと結婚する前に婿養子に入ったことがあり、女の子が産まれていたことがわかりました。修平さん達に今さら異母兄弟がいるのを打ち明けるのが後ろめたかったのか?

加藤静香さんとは、姉弟として話をしたこともない修平さん、どうしていいかわかりません。

とりあえず、手紙に書かれていた加藤静香さんの連絡先に電話して、会って話を聞いてみると、つい数年前まで行き来があり、誕生日にはプレゼントを交換していたとか・・・!では、お母さんも知っていたのか? どんな気持ちだったのか? 今となっては確かめようもありません。

困ってしまった修平さん、「財産は既に分与して各々消費してしまった」ことを説明するのでしたが、1円も分与してもらっていない加藤さんにそんな理屈が通用するはずもありません。

結局、修平さんは、サラリーマン家庭の弟や妹にはお金を戻して欲しいとは言えず、一人で加藤さんに750万円支払うことになってしまいました。本当に痛い教訓でした。


<<解決法 ~こうすれば防げたはず~>>

確かに、金融機関が死亡の事実を知らなければ、
預金口座を凍結せず、解約することは可能です。

しかし、少しの手間を惜しんで相続人不確定のまま分割すると、
このようなことになってしまいます。

従って、相続が起こったらできるだけ早く、まずは法律家に相談することをお勧め致します。

名古屋市緑区大高町のきたがわ事務所では、

  • 一つ前の世代の相続手続きが終了していなかったケース
  • 相続人が代をまたいで10名以上になってしまったケース
  • 戦災によって除籍謄本を消失してしまったケース
  • 特別代理人の選任が必要なケース
  • 亡くなった方の土地を相続&即売却して現金を分割したケース
  • 相続人の全員が遺言どおりに相続したくないケース
  • 亡くなった方に離婚歴があって、異父兄弟、異母兄弟と一緒に相続をするケース
  • 遺言書が複数出てきたケース
  • 相続人の中に行方不明者のいるケース

などなど、その他多くの困難な相続登記を多く経験して参りました。

法律は人間のためのもの、困難な事情があっても上申書で救済できる場合も多くあります。

どうかお気軽にお電話でご相談ください。

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